「治験」てなんだ?という人のために、治験潜入取材に行ってみた!

皆さん、突然ですが「治験」って聞いたことありますか?

 

ザックリいうと「新しい薬が出来たけど、人体への影響どうなるのか調べたい」という目的で、副作用とかを調べてこの薬は安全か?というのを立証するためのものです!

これだけ聞くと「怖!」ってなるでしょうが、この治験というヤツ、超絶楽なんです。楽してお金を手に入れることしか考えていない僕のような人にはおススメです。

 

というわけで、潜入取材してきました!

(とはいえ、写真などは基本NGと言われたため、画像はイメージです)

それ、人体実験じゃね?

治験には、治験審査委員会というものがあるそうで、医者が安全だろうと判断した事しかやらないという決まりがあるそうなので、まあ一安心。

 

にしても危険度的なものはあるみたい。

ステージ1~4まであって、4が一番多く、すでに売っている薬品のジェネリック医薬品を試すもの。これは基本超安全。だけどステージ1は、新薬なので多少危険度は上がる、その分報酬も高いけどね...とのこと。

どのくらいお金が貰えるもの?

一番高いステージ1のモノだと、10日~2週間程拘束され、そこそこの中古車が買えるくらいの値段は貰えるようだ。ちなみにステージ4だと、1日換算で2万~3万くらい。

今回僕が行ったのは、2泊3日が2回の治験だったので、実際もらえたのは9万円だった。

実際は案外暇じゃない!むしろ快適かも?

さて、中に入ると、普通の入院病棟って感じ。ここでベッドを一つ与えられ、基本大部屋に6人~8人程度で拘束時間を過ごすらしい。

何やら一日目はやることはなく、お弁当が出てきてそれを食べただけでスケジュールは終わりだった。

 

自分の部屋の他に、ご飯を食べる場所、漫画が大量に置いてある部屋などがある。

あ、ゴールデンカムイ全巻あんじゃん。読もう。ん?よく見ると結構新しい漫画から、往年の名作漫画までかなり取り揃えられてる!下手な漫画喫茶より良いかも。

周りを見渡すとスマホをいじり続ける人、イヤホンとPCでなにやら作業している人、とみんな思い思いに過ごしてる様子。

そんなこんなで一日目は消灯。

 

二日目はというと、朝ごはんは薬の吸収の邪魔になるとかで無し。腹減った...。無事薬を1錠飲み、そのあとはベッドの上で何度か採血をするくらいで他にやることはない。

僕はひたすらトリコを読み返しながら、昼ご飯を待つ。

これだけ!?ってくらい楽

昼ご飯を食べ終えたら、もう後は2時間に1回の採血意外はやることないとのこと。

昼寝したりもOK。これ単なる引きこもりの休日じゃんってレベル。これでお金貰えて良いのか?と不安にすらなる。

 

気になる副作用とかも無かった。1錠くらいじゃあんまり出ないのだそうだ。

という訳で、治験は太鼓判を押せるほどオススメの、楽して稼げる有償ボランティア(バイトって言わないでって職員さんに言われたので、こんな表現に。)だった!