今日は1894年(明治27年)に東京音楽学校(現:東京芸術大学)奏楽堂で、明治以降日本で初めての〝今日の答え〟が上演された記念日。
日清戦争での傷病兵のための慈善興業で、演目はグノー作曲の『ファウスト』第1幕。
オーストリア大使館職員が出演し、ドイツ海軍軍楽隊長で『君が代』を編曲したフランツ・エッケルトが指揮をしたそうです。
初めて見た傷病兵の人もビックリしたでしょうね、お芝居かと思ってたらいきなり朗々と歌いだされて。
僕は若干、苦手なんですよね。
歌の歌詞がいまいち聞き取りきれれない僕としてはセリフを歌にされると、話がよく分からなくなっちゃうんですよ。
特に外国語のものを日本語に訳して上演する形だと変な日本語を歌い上げたりするじゃないですか!
これは単語できっちり正しく意味やニュアンスが伝わる言語向けの文化な気がするんですよね。
「てにをは」や文脈を読むのが重要な日本語で無理にやらなくてもいいんじゃないかと。
とは言え、本当にすごいものを見てないからですので、天才が圧倒的な作品を作り上げたらコロッと意見は変わりますので、才能ある方には僕のような凡人にも伝わる素晴らしい作品を是非作って欲しいなと。
偏見や思い込みで出来上がっていた考えを力づくで変えられる時の凄まじい感動を味わえる時が来るのを心から楽しみにしております。
今日に相応しい謎でしたか?
では、また明日。