今日はこの料理の日。
“7”がレンゲに、“11”が箸に見えることと、日本で初めてこの料理を食べた水戸光圀の誕生日から記念日になったそうです。
光圀さんは中国の明から亡命してきた学者・朱舜水に学んでいたことから、外国の文化を取り入れることにも積極的で、その際にこの料理を食べたとされています。
生類憐みの令を無視して肉類を食べていたそうですし、幼い頃は気に入らないと刀を抜いて暴れたり、因縁をつけたりと、いわゆる不良だったそうですし、光圀さん、水戸のご老公というより傾奇者だったみたいですね。
そんな光圀さんの諸国世直し漫遊記は江戸時代からあった物語で、庶民の人気は抜群だったみたいです。
が、実際は大日本史の編纂を始めとした広範囲にわたる文化事業のために藩の財政を圧迫、農民による大規模な一揆を引き起こしたりと、物語の中なら成敗されても仕方のないダメ藩主だったみたいです。
本人を知っている人にしたら、この漫遊記はちゃんちゃらおかしくて見てられなかったんでしょうね。
今日に相応しい謎でしたか?
では、また明日。