文化祭の思い出

どうも、お久しぶりです。

ニュークレープ・ナターシャです。

僕は、いつからか・・・というか高校卒業してからなんでしょうけど、自分の生活のテーマに「文化祭」という言葉がつきまとっています。

つきまとっていると書くと迷惑に感じてるみたいですが、そうではなくて良い意味でつきまとっています。

今回はなぜそう思うようになったのかを書いてこうと思います。

文化祭の存在

そもそも文化祭という行事が、学校行事の中で本当に意味があるのかという所から僕なりに思うことを書こうと思います。

学校行事には、合唱コンクール、体育祭、修学旅行、色々あります。

その中で、高校生の頃から思っていましたが、文化祭が一番学校行事の中で必要はあるのか?と感じていました。

模擬店を出したり、ステージで出し物をしたり、家族友達を招待して、楽しむ。。。

目的はあるんでしょう。

ウィキペディアを調べりゃ本来の目的は載ってるでしょう。

ですが、実際の文化祭を経験すると、苦手な人は消極的に過ごしますし、それこそパリピは大はしゃぎ。

僕はどっちかっていうと、見た目はガリ勉メガネですが、何と無く飄々と過ごしていた気がします。

男女それぞれに番号を配って、カップルが成立すれば一緒に写真を撮るみたいなことをしていたクラスがあって、後輩の知らない女の子とカップルになって、ヘラヘラしながらここぞとばかりに肩に手を置いて写真を撮った思い出があります。

今、思い返せば気色悪いですが、それなりに楽しんでいたんです。

けど、その傍らでこれは将来的に何か生きるのだろうか?

今日の出来事がなくても未来の自分は変わらないのではないのかと思っていました。

簡単に言えば「どこが文化の祭りやねん」と思っていました。

実行委員になった

高校2年生の時でした。

どいういう経緯でそうなったのかわかりませんが、僕は文化祭の実行委員になりました。

もしかすると、前記のように自分の中で生まれたモヤモヤを払拭したかったのかもしれません。

とにかく実行委員になったんです。

僕の高校は学科で分かれていました。

なのでクラス替えはなく3年間同じ人と過ごすことになるのです。

僕は自分のクラスを自分を含め、基本的に行事ごとには消極的な印象を持っていました。

クラスの7割が女子で、残り3割の男もリーダーシップがある人はいなかったと思います。

そんな中で実行委員になった僕は各クラスで出す模擬店を決めなくてはいけませんでした。

ホームルームで話をし始めた時に、もちろん返ってくる言葉は「何でもいい」でした。

想定内でした。

まぁ何でもいいです。

部活に入ってる人もいればバイトをしてる人もいましたし、文化祭よりもやりたいことがある人もいたので、そういった対応になるのも何と無くわかりました。

こういった時に、いつもの流れでは、クラスの一番イケイケの女子が「〇〇でいいや〜ん」と言い出して、他に意見がなくて、それになり、その女子は自分に責任を押し付けられたくないので、その後、特に関与しないというのが当たり前になっていました。

僕はそれだけは嫌でした。

その女子が嫌いだったわけではないんですが、それで決まってしまうことが本当につまらなかったので、何とか避けたかったんです。

僕はホームルームで案を募りました。

もちろん最初に意見を言ったのは、お馴染みのイケイケ女子の「〇〇でいいや〜ん」です。

そこから、僕は他に無いかを聞きました。

こういうものなら出せるだとか、こういうことまでなら出来るだとか模擬店の条件を復唱したり、意見を募りました。

すると、それまででは、つまり担任の先生が聞けば5分で終わるようなホームルームが1時間も続きました。

みんなが意見を言ってくれたんです。

全員ではなかったと思いますが、普段のホームルームでは決して意見を言わない人が意見を言ってくれました。

結果的に最初にはなかった案に決定しました。

それは話し合いを続けて導き出した答えだったのです。

僕はその年の文化祭が今でも印象的に思っています。

文化祭の本番よりも、そのホームルームをよく覚えています。

僕なりの文化祭の意味

当時の僕は文化祭は何の意味があるのかわかりませんでした。

教育委員会が言う文化祭の意味もあるんでしょうが知りません。

ですが、自分なりに文化祭の目的とは、「本番に向けて意見を出し合って準備をすること」では無いかと思っています。

本番は楽しむだけでいいんです。

文化祭は、運動会や合唱コンクールと違って、勝負をする行事ではありません。

見るひと、来る人を楽しませよう驚かせようとする行事です。

それもお金をチケットに交換して、値段設定決めて、つまり商売をすることにはなりますが、赤字だろうが怒られるわけではありませんし、稼ぎが多ければ給料が支払われるわけでは、ありません。

商売の勉強にもなるとは思います。

ですが、それは社会に出ればいくらでも経験できます。

失敗しようが成功しようが、自分には経済的に損も得もないんです。

それをクラスで話し合って、意見を言って意見を聞いて、案を出し合って、選び抜く。

この記事の最初に生活のテーマに「文化祭」があると書きました。

僕はお笑い芸人でニュークレープというトリオを組んでいます。

ネタ合わせをします。

「本番に向けて意見を出し合って準備をすること」を今もしています。

ずっとそれが楽しいんです。

本番はもちろん楽しいです。

ですが、僕はだんだんそれが本番に向けて出来上がっていくところが一番楽しいんです。

ABOUTこの記事をかいた人

ナターシャ

ニュークレープというトリオの1人。主にコントをする。2014年ぐるナイおもしろ荘優勝。芸人以外の活動としてイラストや漫画を描いており、SNSなどで発表している。